2018年11月15日木曜日

謎のセキュリティ概念・・・EXEファイルはなぜ削除されてしまうのか

なんだか当たり前(?)になりすぎて誰も不思議に思わないみたいですが、大企業では必ずと言っていいほどメールの添付ファイルに実行形式ファイル(.EXE)が付いているとサーバーサイドで削除されてしまいます。
圧縮していてもパスワードがかかっていない限り中身を見られて削除されてしまいます。

そんなしょうもないセキュリティが働くおかげ(?)で、実務でEXEファイルの受け渡しが必要な場合の対策として拡張子を変えたり、パスワード付きのZIPファイルにして中身を見られないようにしてなんとかかんとかやり取りをしているわけです。

・・・えっ?
そもそもそのクソセキュリティ要らないんじゃないですか?
ユーザーエクスペリエンスとしてはダントツの文句なしで☆1(☆0でもいい)ですね!

これはその昔、ウィルスメールが流行った時に添付ファイルとしてEXEファイルが付いていたりVBS(VBスクリプト)が付いていたりして、それを実行したおバカさんがいることが発端です。でも今どきそんなメールまず来ません、というかスマホが主流になりつつあるのでEXEもVBSも動きません。ですので、現在の流行はスマホでも悪さができるという巧みなフィッシングかランサムウェアですね。
いや、でもランサムウェアも全部クラウド化していたら全然脅威でもなんでもないわな。多分もうすぐ絶滅します。

何が言いたいかって、少数のバカのために大多数の実務に実害を与えるようなくだらない仕組みを作るやつはみんな死ね、ってことです。
よくあるのが添付ファイルをパスワード付き暗号化した後にパスワードを平文で送ってくるやつですね。
本当に通信を傍受されていたら平文のパスワードも見られますから意味ないんですけど!!!
みんな意味わかってやっているんですか!!!
会社がやれって言うからやっているだけですか!!!

そんなところにお金をかけるなら、ほんの少しでいいから社員のリテラシーを上げる方向で努力とか投資とかしませんか?
え、そんなことしても効果がないからこのシステムを使っているんだって?
そんな社員さっさとクビにした方がいいと思いますよ、ええ。

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